2007-11-01
§ *Solar array repair spacewalk planned for Friday(Spaceflight Now)
どうやら、NASAは破れた太陽電池パネルの方を優先して直すことにしたようです。このまま放置しておくと、負荷がかかっときにバラバラになってしまう可能性があるとのこと。金曜日に予定されている第4回目の船外活動で、この破損箇所の修復を試みるようです。
まだ詳しい手順は決まっていないようですが、どうやら、ISSのロボットアームの先に、シャトルに搭載されたロボットアームの延長ブームを取り付け、その上に宇宙飛行士が載って作業をする、というやりかたを検討しているようです。
まだ今後のスケジュールはいまいちはっきりしません。今のところ、金曜日(FD11)に第4回船外活動を行い、作業がうまく行けばそのまま帰還の準備に入る、もしうまくいかなければさらにミッションを延長して日曜日(FD13)に第5回船外活動を行う可能性がある、という感じのようです。~
ref. Engineers refine repair options for solar array(Spaceflight Now)
ということは、もう一つの太陽電池パネルの回転部分の不具合は先送り、ということなのかな?確かに、こちらの方は不具合箇所がシャトルに搭載されたロボットアームの延長部を使わないと作業ができなさそうな場所ですから、こちらが優先されるのは当然といえば当然なのかもしれません。回転部分は止めておいても当面は問題ありませんし、調査はISSのクルーでも出来ますからね。
(追記)~
金曜日に予定されていた第4回の船外活動がさらに土曜日(FD12)に延期されました。これは修理の手順をさらに精査するためとのこと。