2003-05-15
§ [clip]Daily Clipping
Cracking idea gets to the core (nature)
TNT火薬数メガトンに相当する核爆弾で地面に割れ目を作って、そこに大量の融けた鉄を流し込む。鉄は自重でどんどん沈んでいって、一週間ぐらいで地球のコアに達する。この鉄の塊の中にグレープフルーツ大のプローブを入れておけばマントル層とコア層の調査ができるぞ!というお話。プローブからのデータは極微弱な地震波を発生させて、重力波検出施設LIGO(Laser Interferometer Gravitational-Wave Observatory)で拾う。
でも、プランを作った本人も「実現したらビックリだね」とか言ってるらしい。
A Modest Proposal by David J. Stevenson
→JunkyardReview掲載予定
Scientists: Only 10 Percent of Big Ocean Fish Left (Reuters)
マグロやカジキなどの外洋性大型魚が激減しているという話。
ちなみに、日本のマグロ消費量は世界の6割を占める。クジラの次はマグロかな。
Space Station Science Picture of the Day: Star Trails (Science@NASA)
ISSは、地球に対して水平飛行をするように軌道上を周回している。そのため恒星に対しては、地球を一周するごとに反転するような動きとなり、たった30秒の露光で星が円を描いて光跡を残す。また、当然ながらこの「ISSの天の北極」は地球から見る北極星とは違っており、この写真では鶴座を向いている。
Brighter Neptune suggests a planetary change of seasons (EurekAlert!)
6年に渡るハッブル宇宙望遠鏡による観測で、海王星が徐々に増光していることがわかった。これは海王星の雲の幅が増えていることが原因で、海王星にも四季があることを示唆している。