2006-08-01
§ **Junkyard Review 更新
一方、ソ連は鉛筆を使った。(Junkyard Review)~
このあまりにも有名なジョークを本気にしている人が結構いるみたい。そもそも、この話、コストと開発期間の設定がめちゃくちゃだ。それに、宇宙で鉛筆を使うのはあまり得策じゃない。粉だらけになるし、削りかすが飛び散って大変なことになる。いくらソ連/ロシアが質実剛健だからといって、ずーっと鉛筆を使い続けていたとは、ちょっと思えない。
じゃあ、本当は何を使っていたんだろう、と思って調べていたら、ちょっと面白い事実に行き着いた。
確かに、ロシアも鉛筆は使っていなかった、でも...
ソ連もNASAと同じボールペンだったようです<br>http://history.nasa.gov/spacepen.html
・ボールペンを地上で逆さにして書く<br> →インクに重力がかかり落ちてくるので書けない<br><br>・無重力の宇宙でボールペンを使って書く<br> →インクにはいっさい重力はかからない<br> したがって、ペン軸にとどまったインクがボールで繰り出されて書ける
>ソ連もNASAと同じボールペンだったようです <br>おぉ、確かに。でも、「ペドロ・デュークの日記」を読むと普通のボールペンも使っているようにも読めますね(インストラクターが使ったのがフィッシャーのペンならさすがに気づいたでしょう)。うーん、ますます分からなくなってきたな。<br><br>>無重力の宇宙でボールペンを使って書く <br>確かに、上向きに書くのと無重力で書くのは全然環境が違いますね。NASAがこれをテストしていないとは思えないんですけど。スペ−スペンが使われているのには他にも理由があるのかな?熱や気圧の変化に強いのは大きなメリットかもしれませんね。