2005-10-01
§ Soyuz TMA-7打ち上げ
日本時間12:54に、カザフスタン共和国、バイコヌール宇宙基地からISSの第12次遠征隊のウイリアム・マッカーサー宇宙飛行士、バレリー・トカレフ宇宙飛行士と短期滞在者グレゴリー・オルセン博士が登場したソユーズロケットが打ち上げられます。
まず、場所を確認しておきましょう。
GoogleMap : バイコヌール宇宙基地中心部
これが、今回打ち上げが行われる、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地の中心部分です。
中心に見える黒い屋根の少し大きな建物が組み立て施設、そこから北東に向かって斜めに、途中から真東に伸びているラインをたどったところにある白い構造物、これが今回の打ち上げに使われる第一発射場です。ソユーズシリーズは、スペースシャトルとは違い、組み立て施設から横に寝かせた状態で発射場に線路を使って運ばれ、発射場で垂直に立てられます。組み立て施設から発射場まで続いているラインはこの線路です。
参考) バイコヌール宇宙基地の地図 (RussianSpaceWeb)
次は関連リンク
基本的な情報はもちろん打ち上げを担当するエネルギアから
S.P.Korolev Rocket and Space Corporation Energia
Web中継はNASA-TVから
NASA TV
Space FligntNowでは恒例のリアルタイム更新が始まっています。
Spaceflight Now | Space Station Mission Report | Mission Status Center
打ち上げまで、あと20分 。5分ほど前にロケットから整備塔が離れました。カウントダウンは順調に継続中 (12:34 JST)
打ち上げまで、あと10分。テレメトリーシステム、データレコーダーが起動され、打ち上げデータの収集と記録が始まっています。カウントダウンは順調に継続中。(12:44 JST)
打ち上げまで、あと5分。オンボードシステムのコントロールがクルーの手に渡りました。(12:49 JST)
打ち上げまで、あと2分。燃料タンクの加圧が始まりました。(12:53 JST)
1分前 ! 内部パワーに切り替え
打ち上げ!
2分経過、ブースター切り離し。順調に上昇中。
5分経過、第2段切り離し。順調に上昇中。
9分経過、第3段燃焼終了、カプセル切り離し。TMA-7は無事軌道に乗りました。
打ち上げ成功、おめでとうございます!
ISSとのドッキングは、日本時間10月3日午後 2時25分の予定です。