2005-07-25
打上げ前イベント
http://www.lizard-tail.com/isana/lab/space_exploration/sts114pre.php
上昇中/軌道上イベント
http://www.lizard-tail.com/isana/lab/space_exploration/sts114.php
§ [sts] STS-114
26日午前10時39分(日本時間26日午後23時39分)の打上げ*1に向け、すでにカウントダウンが始まっています。
問題になっている燃料枯渇センサーですが、現状では不具合の原因は分かっていません。ただ、「もし仮に前回とまったく同じ状態でセンサーの不具合が確認された場合限り」、今回は特別に、4つあるセンサーのうち3つが正常に稼動していれば打ち上げにゴーサインを出すとのこと。超低温の燃料を何度も入れたり抜いたりしていると、タンクの各パーツが膨張収縮を繰り返すために負荷がかかり強度が低下する危険性がありますから、タンキングテスト(燃料を充填してのテスト)をあまりやりたくないのはわかりますが...
*1 奇しくも、コロンビアとまったく同じ打ち上げ時間ですね
むしろ、打上げの可否を決めるのは、フロリダ沖合いの台風の影響による天候の悪化ということになりそうです。最新の天気予報では打上げ可能な天気の可能性は60%とのこと。
リアルタイムの情報は、CBSとSpaceFlightNowを押さえていればほとんどフォローできるはずです。
CBS News Coverage of Shuttle Mission STS-114 (CBS)
Spaceflight Now | STS-114 Shuttle Report | Mission Status Center (SpacefligntNow)
CBS Newsの記者William Harwood氏がレポーターズハンドブックと、各種のパラメーターをリアルタイムで参照できるエクセルファイルを公開しています。すげーよ!ハーウッドさん。
CBS News Space Reporter's Handbook / SpaceCalc (CBS)
ハンドブックは、STS-114およびこれまでのシャトルとISS関連の情報が非常にコンパクトにまとめられています。
Excelファイルのほうは、STS-114の各種パラメーターを元に、打上げやドッキングなどの各イベントの時間を計算します。
ただ、このエクセルファイルはシステムの時計がEDTで動いていることが前提になっているので、日本で開くと時間が狂います。以下のように修正が必要です。
Mission ControlタブのA1のセル(一番左上)を以下のように修正。
「=NOW()」 → 「=NOW()-(13/24)」
Mission Controlタブの一部のセルが#VALUEとなっている場合は、セル内の日付の指定を以下のように修正。
「月/日/年 時:分:秒」→「年/月/日 時:分:秒」
Entry TimelineタブのH列(一番右端)が「=NOW()-C数字」という形式になっているので
全て、「=NOW()-(13/24)-C数字」に修正。
ISS Docking TimelineタブのI列(一番右端)が「=NOW()-B数字」という形式になっているので
全て、「=NOW()-(13/24)-B数字」に修正。
まだ他にもあるかもしれませんが...要するにNOW()が指定してあるところに、日本との時差を入れるだけです。
これで、打ち上げ時間が変更された場合に以下のセルを修正すれば他の値は再計算されます。
Mission Contorol : H21
Master Flight Plan : C4
STS Countdown : F118