2005-01-20
§ [final_report] コロンビア事故最終報告書 翻訳日記
『3.6 De-Orbit/Re-Entry』をアップしました。
約半年ぶりの更新です。実は、事象の順序と相関関係が複雑すぎて、途中で放り出していたんですが、ようやく終わりました。
今回は、第1部のハイライト、再突入開始から空中分解までに機体に起きたことの分析です。主翼内部に無数に走るセンサーのケーブルの配置とその信号喪失のタイミングから、時間を追ってシャトルに起きたことが明らかにされていきます。
同ページの図版や以下のセクションの図版などを参照しながら一つ一つイベントを追っていくと、損傷箇所から高温の大気が進入し、各種センサーのケーブルを焼ききりながら、主翼の内部構造を破壊していく様子が「見えて」きます。
3.3 Wing Leading Edge Structural Subsystem
LEFT WING AND WING LEADING EDGE
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次は、回収された破片の分析に関するお話です。