2004-03-30
§ [clip] Daily Clipping
Methane on Mars could signal life (BBC)
火星の大気にメタンが発見されました。もしかしたら、これは生命の兆候かもしれません。ま、まじですか。
この発見は話題の火星ローバーではなく、火星の衛星軌道を周回するESAのマーズエクスプレスと地上の望遠鏡からなされました。マーズエクスプレスが大気中に微量のメタンを検出。次いで、ハワイとチリのジェミニ望遠鏡(この望遠鏡は2台1組で観測を行い、1台は南米に、1台は北米にあります)によって、さらに高解像度で火星の大気を観測した結果、メタンの存在が確かめられました。
メタンは紫外線で分解してしまうため、火星の大気内では長期間存在できません。大気中にメタンがあるということは、つい最近何らかの理由で作り出されたはずなのです。考えられる理由は2つ、火山か生命です。これまで、火星で活火山は発見されていません。とすれば・・・。
もちろん、火山の可能性もありますし、もっと他の原因かもしれません。でも、メタンの発見が事実なら、あそこで今も何か活発な活動が起きていることは確かです。わくわく。