Garbage Collection


2003-06-19

§ [excel] Excelで遊ぶ3

http://lts.coco.co.jp/isana/tmp/starchart_test03.xls

某所で紹介していただいたようなので、『Excelで星図』の最新版をアップしておきます。

見栄えを整えて、天体を足したぐらいしか大きな変化はありません。


これは、Excelと天体計算の勉強をかねて作っているものです。参考書を片手にひーひーいいながら変換式を作っているので、間違っているかもしれません。ご了承ください。もともとは著作権を気にせずに使える、ごく簡単な星の配置図が欲しいという要求から作り始めたものです。「裸眼で星を見るための星の配置図」が目標なので、精度も情報の密度もゆるゆるです。今後、必要と気分に応じて星座を追加するつもりです。バージョンアップしたら、ここで随時公開します。いつになるか分かりませんけどね。


それから、このファイルは将来に渡って著作権を主張するつもりはありません。ぜひ、好きに遊んでください。クレジットも作者への連絡も気にしなくていいです。そんなにたいそうなものじゃありませんし、なにしろ、「ややこしいことを気にしなくていい」が目的ですから。


いい機会なので、ちょっとファイルの説明をしておきます。


星座データを追加する際、変更が必要なのは以下のデータだけです。

あとの部分には数式が入っていますので、上の行をコピー&ペーストすればOKです。

(観測日時には、today()が入れてあるのでコピぺすれば現在時間が入ります)

観測日時

観測地の経度:(d,m)

観測地の緯度:(d,m)

星の座標(赤経):(h,m)

星の座標(赤緯):(d,m)

星座を追加したら、データの一番右側にあるX軸Y軸のデータを

グラフに新しい系列として追加すればオッケーです。

グラフの範囲や表示を弄れば拡大や回転もできると思います。


火星のデータは見ての通り、スタティックな赤経と赤緯が並べてあるだけです。

やっぱりちょっとかっこ悪いですねえ。でも、テキストでラベルつけちゃうと、星と一緒に回ってくれないんです。正確な現在位置が出せればいいんですが、まだそこまで知識が追いついていません。もう少し細かくデータを拾うと、地球が火星を追い越すときの「逆行」が再現できるはずなんですが。


ということで、次の課題は、太陽系内天体の軌道要素から任意の日付の赤経と赤緯を出すことです。それが出来れば、惑星だろうと、彗星だろうと、探査機だろうと、この配置図の中にマッピングできるはずです。


§ [clip] Daily Clipping

火星探査機「のぞみ」の現況(ISAS)

探査機「のぞみ」、本日2度目の地球スイングバイ。


宇宙輸送系のロードマップについて(NASDA)

要するにロケット開発ロードマップ