2007-12-09
§ *[sts122] STS-122 Atrantisの打ち上げは来年1月2日以降に延期
外部燃料タンクのセンサーの不具合により打ち上げが延期されていたSTS-122ですが、本日行われた燃料の再充填で再び不具合が再発し、本格的な修理を行うため、今回の打ち上げのチャンスは見送られることになりました。次のウィンドウが開くのは12月の30日ですが、ソフトウェアの問題からミッションが年をまたぐのを防ぐため、最短の打ち上げのチャンスは来年の1月2日以降になります。
どうやらエンジニアチームはテレメトリなどからトラブルはタンク内のセンサー本体ではなく、途中の配線部分にあると考えているようです。この読みが正しければ、修理は発射台上の作業で済むため、最短の1月2日の打ち上げが可能になります。もし、トラブルの原因が燃料タンク内のセンサーそのものにあった場合は、シャトルを組立棟に戻す必要があり、打ち上げはさらに伸びることになるとのこと。
次のSTS-123の打ち上げまでにはまだ若干の余裕があるため、一月前半に打ち上げることができれば、国際宇宙ステーションの建設スケジュールには大きな影響はないようです。
ref. Atlantis launch delayed to January (Spaceflight Now)