2006-07-05
§ *STS-121打ち上げ 3rd attempt 2006.07.04 14:38 EDT
STS-121の打上げは、日本時間7月5日午前3時38分の予定です。~
関連URLは、2006.07.01のエントリを参照してください。~
以下のエントリでは、特に断りがない限り、時間はすべて日本時間で表記します。
ref. STS-121 Discovery Mission Timeline : Launch Phase : 主要イベントカウントダウン~
ref. Space Shuttle Launch Sequence : 打上げシーケンスの解説。
§ **2:10
打ち上げ1時間30分前、クローズアウトクルーが、ハッチを閉め気密テストを終えて、発射台からおりてきました。これで打ち上げまでは、発射台周辺は乗組員以外は無人になります。
§ **2:16
T-20 min holding、これはあらかじめスケジュールに組み込まれた、10分間のホールドです。この間に、フライトディレクターと各セクションのチーフが最後のミーティングを行います。天気予報、固体燃料ロケットブースター(SRB)の回収船の配置等が確認されます。
§ **2:35
カウントダウン再開。カウントダウンは順調に進行中。今回は天気のステータスも"Go"です。
§ **2:42
T-10 min counting、ちょっとKSCの滑走路の横風が強いみたいですね。
§ **2:43
T-9min holding、ここで再びカウントダウンが止められます。45分続きます。このホールドで、打ち上げ時間の最終調整が行われます。また、コントロールルームでは"Go/No Go"のコールが行われるはずです。
§ **2:48
今日のTAL(Transatlantic Abort Landing)のターゲットはスペインとのこと。これは、上昇中にトラブルが発生した際、大西洋を越えて緊急着陸する際の目的地のこと。現地の天候などから、当日打ち上げ寸前に決定されます。
§ **3:05
FloridaTodayによると、今回T-31秒にもう一度ホールドを入れるかもしれないとのこと。液体酸素の温度が通常よりも若干高い数値を示しているようです。
§ **3:18
打ち上げまで約20分、カウントダウンは「おおむね」順調に進行中。
§ **3:20
nasaspaceflight.com のフォーラムにポストされた情報によると、液体酸素の温度の件はターボポンプにごくわずかに負荷をかける程度、とのこと。打ち上げには全く問題がないレベルだそうな。
§ **3:25
コントロールルームでGo/No Goコールが行われました。打ち上げは"Go"です。
§ **3:29
カウントダウン再開。ターミナルカウントダウン。
§ **3:30
オービターアクセスアーム収納
§ **3:33
APU(油圧装置を駆動する電源)スタート
§ **3:36
2分前
§ **3:37
インターナルパワー
§ **
打ち上げ!
§ **
MAX-Q
§ **
SRB切り離し
§ **
ネガティブリターン
§ **
ロール開始
§ **
メインエンジン燃焼終了
§ **
ET切り離し
関係ないけど、ハッブル復旧しましたね。
お、本当だ。しかし、途中で補修しているとはいえHSTももう16年ですからねえ。よくがんばるなあ。
っていうか、外部燃料タンク断熱材ヒビとカケラ、やばいですね・・<br>http://www.cbsnews.com/network/news/space/current.html
これは、最悪のタイミングですね。一番熱の負荷がかかりそうなところではありますが...中止・調査するのが順当かな...って打ち上げるのか。
7/4分に断熱材の脱落の記事をエントリしました。