2005-07-15
§ [prog] Google Maps API で遊ぶ。
GoogleSat - satellite tracker on google maps
えーと、要するに緯度と経度を指定してマーカーが置けるんだから...おぉ、あれが作れるじゃないか。
というわけで作ってみました。ページが読み込まれた瞬間の国際宇宙ステーションの現在位置を表示するスクリプト。誤差は緯度と経度で3度弱、距離にすると300kmぐらい。実用にはならないけど、雰囲気だけならこれぐらいでも十分かな。
元になったのは、ちくちくと作っているOpen Planisphereの次期バーション用コード。軌道計算の結果を元にISSのアイコンを配置しています。Google Maps APIの使い方としてはさほど変わったことはやっていません。
地図をズームさせながら、今ここに宇宙ステーションがいて、宇宙飛行士たちはこういう風景を見下ろしているんだなあ、と思うとなかなか趣き深いものがありますね*1。
倍率とISSアイコンのON/OFFを指定できるようにしました。「googlesat.php?zoom=12&marker=off」の書式でスクリプトを呼び出せば指定できます。アイコンをOFFにして倍率6?8にすると「宇宙飛行士たちが今見ている風景」になると思います(ただし、この倍率だと海の上では画像が表示されません。)。
*1 ISSのアイコンをクリックすると...
§ Deep Impact 続報
ディープインパクト続報・衝突で明らになった彗星の表面と、火星の水が失われたプロセス (Astroarts)
ディープインパクトの衝突の観測結果が分かりやすくまとめられています。(dtomonoさん、ありがとうございます)吹飛ばされたチリのサイズは化粧パウダーほどにも細かく、その下は雪ではなく氷でできていたそうな。また、X線のデータからは、彗星の表面から水が失われる様子が分かったらしい。おぉ!
ディープ・インパクトの衝突現象観測 速報 (Subaru Telescope, NAOJ)
すばるのサイトには、ハイビジョンの動画とキャプチャ画像があがってますね。