2004-09-25
東京ローカルで申し訳ない
雑PARCO ART.COM - LOGOS GALLERY - 印刷解体
渋谷バルコLOGOSギャラリーに『印刷解体』を見に行ってきた。
渋谷パルコ地下の書店LIBRO/LOGOSの一角にあるLOGOSギャラリーで開催している活版活字と写植の文字盤の展示。ギャラリーには活字棚がそのまま置かれ、好きな活字を拾って購入することができる。9/27まで。
書店の一角に活字棚が置かれただけの、ギャラリー/展示というにはずいぶんささやかなスペース。それでも、なんとなく活字を拾ったり棚に戻したりしながら、ずいぶん長居をしていたような気がする。失われゆくものへの郷愁というより、ものとしての存在感に圧倒される。なんというか、奥の方からじわじわと効いてくる感じ。
おみやげに、少し大きめの活字を2つ、文選箱といっしょに買って帰った。
朱肉につけて紙に押したら、とてもきれいな文字が出た。
もう1つ、渋谷パルコギャラリーで知る人ぞ知るカルトエアライン「ブラニフ・エアライン」のデザイン展をやっていたので、こちらにも足を伸ばす(っていうか隣のビルだけどな)。こちらは10/11まで(名古屋、広島に巡回予定)。
「ブラニフ・エアライン」というのは、70年代、当代一流のデザイナーがよってたかって、飛行機からゴミ袋までありとあらゆるものをデザインしまくったという奇跡のような航空会社。82年に倒産し、今はもう存在しない。
目玉からいろんなものが、ぼろぼろ落ちました。「デザインコンセプトがあーたら」「クリエイティビティがこーたら」言っているデザイナーやディレクターは、日参して目の玉洗ってこい!といいたい。