Garbage Collection


2004-01-30

§ Daily Clipping

Healthier Spirit Gets Back to Work While Opportunity Prepares to Roll (NASA)

スピリットが機能を回復し、画像を送信してきました。やったー。

オポチュニティは順調、どうやら「立ち上がった」ようです。昨日のヒーターの件は触れられていませんね。


Frying pan fumes 'kill canaries' (BBC)

環境保護団体が、家庭で飼われている鳥が死ぬのはテフロンフライパンのせいだ。と主張しているというお話。テフロンの危険性についてはずいぶん前に書きましたね。

こびりつかない、焦げ付かない 』(Junkyard Review)

「必要以上に強火にしない」「空焼きしない」この2点を守れば安全だと思います。


New form of matter created in lab(BBC)

物質の新しい様態が発見された、というお話。気体、液体、固体、プラズマ、ボーズ・アインシュタイン凝縮に次ぐ6番目。本当なら、ノーベル賞ものの研究です。

カリウムを絶対0度近くまで冷やしたら変な挙動を示した(としか記事には書かれてません)。これはボーズ・アインシュタイン凝縮のフェルミ粒子版?超伝導の説明なんかで見かけるやつじゃないのか?実証したということなんだろうか?うーんよく分からないな。


ちなみに、プラズマというのは高熱で物質から電子が分離してしまった状態。オーロラとか稲妻とか蛍光灯の中とかです。ボーズ・アインシュタイン凝縮は本来統計的にしか把握できないはずの粒子の集団が、超低温で量子的な振る舞いが同一になって、まるで1つの巨大な粒子であるかのような挙動を示す状態(ものすごくいい加減な説明だな)。ボーズ粒子と呼ばれる粒子で起きる現象です。あまり身近にはありません。「超流動ヘリウム」なんていうのがこれだといわれてますね。2001年にノーベル賞を取ったコーネルとワイマンはこの状態を実際に作り出したことを受けての受賞でした。


「年間100万分の1以下」原発大事故のリスク目標値案 (ASAHI.COM)

えーと、何が、何の100万分の1なんでしょう?「目標値はがんによって国民が死亡する確率の約1000分の1」らしいので、全国で年間100万人に1人は原発事故で死ぬということですか? 日本の人口は1億2000万人だから、年間120人?あ、「周辺住民」か、10000人として全国に50箇所強だから、年間0.5人。10年で5人か、結構多いな。どーいう計算をしたんだろう。


「有人宇宙飛行」目指す…政府、宇宙開発政策を見直し (読売)

おー、前言撤回ですね。中国に負けてられないということでしょうか、アメリカに追従ということでしょうか。変な方に転ばなければいいんですけどね。