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18:47 Mar.22 2001
『A.I.』
久しぶりに映画予告編。
http://www.ai-jp.net
こういうストイックで静謐な予告編は個人的にとっても好き。

これは、あれかなキューブリックからスピルバーグが引き継いだ奴?


12:41 Mar.14 2001
みどり?
Midori Linuxリリース
http://midori.transmeta.com/manual/
どー見ても、Linuxのドキュメントページには見えないなあ
オタク系のLinuxサイトなら驚かないんだけど・・・
これがトランスメタから正式にリリースされたMobileLinuxの名前とマスコット。
IPOを済ませたコンピューターチップ会社がリリースしたLinxuとは思えんなあ。

やっぱりこのおねーさんが「みどりさん」なのかね?
もしかして、リーヌスの趣味なのか?

少し前から、ハッカーカルチャーとオタクカルチャーが
微妙にかぶっている気がしていたけれど。ここまであからさまだと、ねえ。


12:11 Mar.12 2001
ミールは3/20
ミール落下予定地
http://mir.topica.ne.jp/document0309.htm
日本に落ちるかもしれないと大騒ぎしているが、南米の方がずっとやばい。
最終噴射のタイミングが遅れると南米が圏内に・・・。

でも、どー考えたって、降ってきたら守りようがないよなあ。
交通事故だと思ってあきらめるしかないんじゃないの?
(シェルターにこもるとか、アメリカ行くとかか?)


19:10 Mar.08 2001
クロードシャノン死去
ああっ、いつの間に、知らなかった・・・・。なぜみんな何も言わん?
http://www.bell-labs.com/news/2001/february/26/1.html
情報が1と0であらわせるんだということをはじめて提唱した人。しかも修士論文。
何が凄いかって?平たく言えば、コンピューターが計算以外のことができるのはこの人のおかげ。

ちょー有名な論文"Mathematical Theory of Communication(1948) "のなかで、情報伝達の効率や確実性を数学的に扱えることを示し、情報の符号化と圧縮、展開などを理論づけ、さらにノイズや歪みがある通信路で情報を確実に送る方法を理論化した。

なに、これじゃあ分からん?うむ、私も分からない、ちょっと調べる。しばし待て。


17:28 Mar.08 2001
歴史的なサイトが閉鎖
『コーヒーポットサイト,閉鎖へ』
http://www.zdnet.co.jp/news/0103/08/b_0307_08.html
1993年世界で初めてWEBでリアルタイム中継をやったといわれる
歴史的なサイトが閉鎖することになった。
http://www.cl.cam.ac.uk/coffee/coffee.html
IPアドレスを永久欠番にして、記念碑建てたいところだねえ(どこに?)。


21:46 Mar.05 2001
そんなのJavaじゃないやい!
auのJava携帯電話は“J-フォン互換”に、業界標準のMIDP採用し2001年夏発売 http://www4.nikkeibp.co.jp/NCC/news_top10/f_ncc2129.html
DoCoMoと互換性は無いそうな、やぱしか。
そもそもJavaっていうのは・・・いえ、もういいです。最近Javaを飲み始めた私としては、悲しいニュースだなあ。まあ、本家のJavaに互換性があるか?といわれれば、無いことはないってレベルだしねえ。


19:12 Mar.02 2001
電子インクはどこだ?
フィリップスがe-Inkに出資
http://www.components.philips.com/InformationCenter/PhilipsComponents/FPress.asp?lArticleId=720&lNodeId=286
なんどもなんどもなんどもなんども、ONにOFFにいいつづけているように、本当にこの技術が市場に出回れば、世界は変わるぞ。デジタルデバイスで、本当に文字を読むために必要なのはこの技術なんだ。早く作れ、さっさとばら撒け。


16:39 Feb.27 2001
フロッピーなフロッピーはもう売りきれ
5.25型フロッピーディスク販売中止のお知らせ
http://www.maxell.co.jp/products/consumer/fd/256_pc98.html
ほかにまだ作っているところがあったかなあ?

「ふろっぴー」が“へなへな”“へろへろ”って意味だって知ってる人はどれくらいいるんだろう。

「昔はのう、FDは紙で出来ておったんぢゃ・・・FDって何?、なんぢゃお前はFDも知らんのか。わしが98でブイブイ言わせておったころわ、スニーカーネットやらフリスビーネットっちゅうて、こうディスクを投げ・・・。マイクロソフト?そうぢゃない!!NECぢゃ!9801を知らんのか。あ、こら老人をばかにするではないぞ」


17:47 Feb.24 2001
15年目の発表
チャレンジャー事故の全貌
http://spaceflightnow.com/challenger/timeline/
その日本語訳
http://www.asahi-net.or.jp/~ii9s-mtng/sf30.html
100分の1秒単位で機体に起こったことが克明に記述されている。
同じにアップされているムービーは必見。

こっちはNASAのチャレンジャー事故公式サイト
http://www.hq.nasa.gov/office/pao/History/sts51l.html


21:43 Feb.21 2001
オアシスの名残
富士通ワープロ専用機「OASYSシリーズ」の生産を終了
http://www.fujitsu.co.jp/jp/news/2001/02/15-1.html
ちなみに、最初の民生用日本語ワープロは東芝のJW−10

さて、このOASYSの開発時の膨大な量の記録がWEB上に公開されている
OASYS100の開発チーフ神田泰典氏のWEBサイト
http://www.fujitsu.co.jp/people/kanda/document.htm
日本のデジタルテキストの黎明期の資料が山のように入っている
必見はこれ
「最初のアイディアメモ」
http://www.fujitsu.co.jp/people/kanda/ntw/plan11.jpg


14:16 Feb.20 2001
陰鬱な気分になるリンク
下の記事を受けて、話題の新学習指導要領をのぞいてみた、こりゃだめだわ。
中学の理科とか数学とか見てるとかなりくらーい気分になるよ。円周率が、なんてレベルじゃないや。
http://www.monbu.go.jp/printing/sidou/00000007/

たとえば、理科からは以下の項目が削除もしくは高校へ格上げになる
〔第一分野〕(物理・化学分野):溶質による水溶液の違い/比熱/電力量/イオン/中和反応の量的関係/力の合成と分解/仕事/情報手段の発展(他教科での指導)
〔第二分野〕(生物・地学分野):月の表面の様子/天気図の作成/大地の変化の一部/日本の天気の変化の特徴/遺伝の規則性/生物の進化

エネルギ、とか教えないんですか?力の合成とか。遺伝とか進化とかはやばくないですか?

高校で、理科取らない人はどーするんでしょう(一部必須にはなるらしいけどね)。
どうやら、学習テストで点数が低かった分野をばっさり切ったらしいけど、ばかだなあ。

詳しくは以下の記事を参照のこと。
教育カリキュラムはどうあるべきか
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/samaki/kagaku200006.html
新学習指導要領実施中止に賛成な理由
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/newcurriculum.html

たしかにね、難しすぎるのは問題だと思うんだよ。いきなり理論や公式みたいな抽象度の高いものを詰めこまれても拒否反応が出るのは仕方ないと思う。小学校から中学校に上がったときに勉強の方法ががらっと変わったのには、面食らった覚えがある。でも、「じゃあ、削りました」ってのは、あまりに短絡的でないかい?理科離れが進んでいるのは「点数が取れないから」じゃないでしょうに。

「学習(learning)」と「教育(education)」はぜんぜん違うもの、そのことが分かってるんだろうか?この人たち。「学習」は知識を身につけることだから一人だってできる。教科書を買ってきて読めばいい。「教育」ってのは知識を得るための「視点」を身につけることだから一人じゃ絶対にできない。

ある意味で、先生の知識も歪んでいるんだと気づくことが、「教育」の最大の目標だと思うけど。
先生の意見がどう歪み、自分の意見がどう歪んでいるか、ちゃんと相対化できれば、もう先生はいらない。あとは「学習」で充分ことが足りるはず。

「もう、お前に教えることはなにもない・・・、最後にこのワシを倒してから出てゆけい!」ってことやね。


12:48 Feb.20 2001
また一つ
bit休刊
http://kyoritsu-pub.topica.ne.jp/bit/kyu-kan.html
んー、また一つ科学技術系の雑誌が・・・。惜しい、惜し過ぎる。bit別冊にはずいぶんどきどきさせられた口なんだけどなあ。とはいえ、毎号買おうと思うかというとそういう気にもなれない。雑誌を守るために購読するというのはなんだか間違っている気がするし・・・。

問題はなんだろう、スポークスマンの不足だろうか。確かに科学や技術の話題をちゃんと生活や社会と結びつけて話ができる人や、逆に科学や技術がもってる夢やロマンチックなところをちゃんとすくいあげられる人があまりに少ない。まあ、これは日本に限ったことじゃないと思うけどね。ただほら、向こうは広いから、小さなシェアでもビジネスが成り立っちゃうんだよね。

もう一つは、明らかに教育の問題。小学校、中学校でそういう教育がされていない。「すげー!」とか「かっこいい!」とか「きれー!」とか、重要なのはその「せんすおぶわんだー」ってやつのはず。

単純な話、世界中から毎年10人がきんちょ連れてきてロケットに縛り付けて打ち上げるとか、潜水艦に積みこんでマリアナ海溝の底まで潜る。とかするだけで世界中の子供の学習レベルが跳ね上がると思うけどね。要するに想像力の問題なんだから。自分が、その教科書の中の世界に属しているんだという実感があれば、どきどきもするっちゅーものでしょう。

どこやらの金持じじーを打ち上げてる暇があったら、ガキを打ち上げろガキを。商業飛行が始まってからじゃあ遅いぞ、金出しても行けないうちにさっさと100人ぐらい上げとくべきだよ。
いい考えだと思うけどなあ。だめかね。


12:56 Feb.16 2001
B級?
B級機関
http://www.kecl.ntt.co.jp/banana/bq/
そこらに転がっている○級駄゚ュ落ページに見えるが、NTTがその技術力を駆使して作った駄゚ュ落生成アルゴリズムのデモページ。リンクをたどっていくと技術文書が出てくる。
http://www.kecl.ntt.co.jp/banana/bq/html/ohp/index.html

言語が状況に依存しているということを無視するとこうなりますという好例。
「なぜ、出力される駄゚ュ落が寒いのか」についての研究を希望


12:34 Feb.16 2001
About日本語版
http://allabout.co.jp/
大昔に紹介した手前、ま、いちおうね。危惧したとおりになってます。


14:26 Feb.14 2001
セガも参入?
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200102/13/3.html
>セガは13日、モーションキャプチャーなしに、コンピューター上だけでほぼ同品位
>のCGアニメーションを作成するソフト「Animanium(アニマニウム)」を開発した
>と発表した。ヒト型ロボットの制御技術を活用した。

この技術そのものも気になるが、もっと気になるのは一番最後。
セガって人型ロボット作ってたか?


16:58 Feb.13 2001
NEARシューメイカー着陸
http://near-mirror.boulder.swri.edu/
シューメイカーが小惑星エロスの表面に着陸。その最後の画像。
最後の上空120mからの画像が壊れているのは。WEBの転送ミスではなく、
送ってる途中に着陸しちゃったから壊れているのだ。

このシューメイカーというのは地球近辺にある小惑星の探査をするNEAR計画の第一弾として小惑星エロスを探査する目的で打ち上げられた。つい先日、本来予定していたミッションをすべて終え、膨大な量の観測データを地球に送ってきた。

本当ならば、それでミッションは終わるはずだったが、誰が言い出したのか「降ろしてみようぜ」という計画が持ち上がり、今回の着陸ミッションが実行されることになった。いわばエクストラのミッションであり、当然シューメイカーは着陸のためのシステムを持っていない。

小惑星の地表35kmからそろそろと下りていって、タッチダウンする寸前まで画像を送りつづけるというミッションだったが、どうやら着陸したあともちゃんと動作しているらしい。こんどは「もう1回上げてみようか」といいだしているらしい。


19:14 Feb.05 2001
π
ftp://uiarchive.cso.uiuc.edu/pub/etext/gutenberg/etext93/pimil10.txt
プロジェクトグーテンベルグ所蔵のπ100万桁
すみません、わたしはファイルが全部開ききるのを待てませんでした。

これを何かに有効利用できるだろうか?ひたすら覚えるとかじゃなくて・・・。


11:52 Feb.01 2001
STS-51L 15周年
http://www.hq.nasa.gov/office/pao/History/sts51l.html
1986年1月28日、真夜中のテレビにかじりついていた私はまだ中学生でしたね。
まちがいなく私の人生を変えました。ちょっとだけね。

事故の詳細が知りたい方はこちらをどうぞ。最近文庫で再販されました。
『 困ります、ファインマンさん』岩波現代文庫
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/396aa8b4785c60104e0d?aid=&bibid=01977926&volno=0000


13:25 Jan.25 2001
うっとり


カッシーニが撮影した『木星を背景にしたイオ』
なんて綺麗なんだろう。


14:35 Jan.23 2001
星の地図の中のプロットが意味するもの
SETI@home 第二段階に突入
http://setiathome.ssl.berkeley.edu/images/skymap_gaussians_10000.gif
1年半で約50万年計算時間を稼いだSETI@homeは第二段階に入った
この間、1億2500万の有意である可能性のある信号が観測されているが、それを星図上にマッピングして、同じ場所で2回以上観測されたデータをプロットしたもの。その観測が1回なら、ノイズや、携帯電話などの反射波の可能性があるが、天球の同じ位置から観測されているとすれば、少なくとも天体現象である可能性が高い。

もう一度地図を見よう。2回観測の赤いプロットに混じって3回の黄色、4回以上の緑がまばらながら打たれているのが分かるはず。あそこには、何かがあるかもしれない(まあ人工衛星かもしれないけどね)

もしかしたら、が書きこまれた地図はやっぱりどきどきするものだ。地図ってのはこうでなくちゃ。

SETIについての個人的見解はこっち
http://www1.neweb.ne.jp/wa/lt-s/isana/essay/essay03.html


12:50 Jan.18 2001
最近気になっている人々
Samuel Franklin Cody: 1867-1913
http://www.pritts88.freeserve.co.uk/
アメリカで生まれ、幼少のころからカウボーイとして育ち、その後、ヨーロッパに渡って“バッファロービルの息子”と称してショーをやったり、芝居を打ったりして金儲けをしつつ、もうけたお金を凧(人が乗れるやつ)だのグライダーだの飛行機だのにつぎ込んでいた。と書くとただの無駄遣いオヤジだが、生きた時代は飛行機黎明期。ライト兄弟の動力飛行が1903年だから、その時点でこの人は36歳。
実際、イギリスで最初の動力飛行をした人物として記録されている。

Florence Leontine Lowe (Pancho) Barnes:1901-1975
http://afftc.edwards.af.mil/history/docs_html/people/pancho_barnes_biography.html
アメリカ航空史黎明期の女性アクロバティックパイロット。速度記録でアメリア・イアハートをぶち抜き、ハリウッドで女性初のスタントパイロットとしてゲーリークーパーなどのトップアクターと競演。引退後は牧場を経営するが、隣に出来た空軍基地が後のエドワード空軍基地。パイロットたちと交流を深め "Happy Bottom Riding Club"を経営。チャックイエーガーをはじめとするテストパイロットたちが入り浸っていたという。
トム・ウルフの『ライトスタッフ』に登場している。
上のページはエドワード空軍基地の公式ページ。彼女はここでページが割かれている唯一の民間人。


12:32 Jan.18 2001
あるまげどん、じゃないだけマシかな。
DeepImpactProject
http://www.ss.astro.umd.edu/deepimpact/
小惑星に弾丸を打ちこんで破壊してみよう、という現実の計画。
2005年7月に「小惑星テンプル1」を破壊してみるそうな。
しかしねえ、計画名がセンスなさすぎっていうか、もう少し考えろよ。

計算が狂って、破片が地球に降り注いでまあ大変、というような
D級低予算SF映画が作られると見た(ライトノベルでも可)。


15:47 Jan.09 2001
世界一周ヨットレース
空のものが続いているので・・・
『THE RACE』公式サイト
http://www.therace.org/asp/accueil.asp
しかし、参加しているヨットの美しいことといったら・・・。


17:15 Dec.22 2000
脳波でPCをコントロール
友人とするキーボードとマウスの話は、いつもこの話題で終わる。
「いつできるだろうねえ、ほしいねえ」
調べてみました、現在、市販されている脳波コントロールシステム。

欧米では「Brain-Computer Interface」が分野の名前として一般的らしい。

BRAIN ACTUATED TECHNOLOGIES‚ INC.
http://www.brainfingers.com/
CyberLinkというシステムを販売している。
色々見た中では一番まともっぽい
脳波によるカーソルの移動、キーボードコマンドが可能。
目の動きと顔の動きもトラッキングして別なファンクションを割り当てられる。
脳波だけでテトリスができるらしい。
$1‚995.00 20万円強ってとこか・・・。

IBVA
http://www.ibva.com/
Interactive Brainwave Visual Analyzerの略
もともとは脳波をビジュアライズするソフトを売っていたところみたい。
ギャラリーをよく見ていると坂本龍一が写っていたりする。
拡張キットでPCのコントロールもある程度できるみたい。
なんだか、ニューエイジな香りがぷんぷんするなあ、T・リアリーとかいるし。

Mind Drive
http://www.other90.com/
脳波でコントロールしてゲームができる。
どうやら、それ専用のゲームソフトじゃないと駄目みたい。
VB用の開発キットも売っている。
チープなビジュアル、怪しさ大爆発


20:23 Dec.15 2000
高解像度モニター by BigBlue
NECに続いてIBMも発表
http://www.ascii24.com/24/news/hard/article/2000/12/14/620906-000.html
3840×2400、900万画素、204ppi

でも、どちらかといえば、小型化を志向しているNECの方が先進的だと思う(少なくとも発表としては)、画素数ははるかに大きいが、ppiがほとんど変わらないことに注意(NECのは202ppi)
個人的には、ひたすら高細密であることより、解像度を保ったまま小型化できる、という方がメリットが大きい気がするんだよね。
(理由は「高解像度小サイズの液晶ディスプレイ 」で書いたとおり。)


19:43 Dec.15 2000
大江戸線
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/go-oedo/

大江戸線に乗ったと自慢していた知り合いに「大江戸線はリニアモーターで走ってる」という話をしたら。
「タイヤあるじゃん、うるさいじゃん」と言ってちっとも信じてくれなかった。

いやその、リニアモーターで走ってるってだけで、浮いてるわけじゃないんだけど・・・。

  <引用>
  大江戸線の12−000形車両は、リニアモーター方式を用いることにより、
  急カーブ、急勾配でのスムーズな走行、低騒音化が図れるとともに、モーター
  が扁平な形状となるため、車両の床面を低くし、十分な客室空間を確保したま
  ま、コンパクトな地下鉄とすることができます。
  </引用>

地下鉄では結構メジャーな駆動方式なんだけどなあ。本当よ。


15:21 Dec.13 2000
ISS最新画像

太陽電池パネルを広げたIISはこんな感じ。
クリックで拡大

面白いから、前に紹介したやつと並べてみよう。
微妙に角度が違うけどね


16:41 Dec.06 2000
国際宇宙ステーション 太陽電池モジュール展開
http://www.cnn.co.jp/2000/TECH/12/01/endeavour.launch/index.html
何やら一時は、パネルが開かなかったりしたらしいが、無事展開。

心引かれるのは、これでIISは太陽と月についで3番目に夜空で明るい天体になった、という辺りだろうか。
見たい!見たい!見たい!

ということで、以下のページを紹介
国際宇宙ステーション・スペースシャトルを見よう
http://kibo.tksc.nasda.go.jp/
(NASDA謹製、軌道予測JAVAアプレット有り)


12:40 Dec.01 2000
L&H破産
http://www.lhsl.com/default2.htm
といってもなんの事だかわからないかもしれないが・・・
業界ではちょー有名な音声認識技術メーカー(ちなみに私は業界とはなんの関係もない)。
ドリキャスのシーマンはここの認識エンジン、といえばわかるかな。

ITベンチャーってやっぱり難しいのねえ、といわずもがなの事を言ってみたり・・・。
まあ、とりあえずシーマン2は無いってことかな
(私はどりきゃす持ってないから関係無いけどね)。


19:48 Nov.21 2000
ホンダASIMO
より一層人間に近づいたホンダのロボット
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20001120/honda.htm(ムービー有)

しゃららーら、しゃらららーら。どぅゆーはぶ、ほんだ?

すごい。
でも、Sonyも参入。
http://www.world.sony.com/JP/News/Press/200011/00-057a/
エンターテイメントに徹してる分こっちのが需要があるかな。50センチしかないし。


19:51 Oct.18 2000
ホンダの技術力は・・・・
そうそう、この会社はこんなものも作っていたんだった。
本田、人間型ロボットを初めて商品化
>本田技研工業は2001年に世界で初めて二足歩行する人間型ロボットを商品化する。
>同社の試作ロボット「P(プロトタイプ)3」をベースに大幅に軽量化、操作も簡
>単にしてから受注を始める。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20001016CAHI018616.html
テレビのコマーシャルで流れている奴がベースになるみたい。

「ロボットに人型は無意味だ」なんていう人もいるみたいだけど、本当にそうだろうか。AIBOの例を出すまでもなく、人型・動物型ロボットの最大の利点は「共感を得られる」っていうことだ。そして、この共感って奴が必要な分野はとても多い。

たとえばね、人型ロボットが運転するタクシーと運転席に誰もいないロボットタクシー、どっちが安心?そう、たとえ同じことだとしても、既存のルールにしたがっている方がユーザーは安心するはずなんだ。いずれは、そういう「人型ロボット」は見えなくなるのかもしれない、でもその過渡期には大活躍するんじゃないか。


12:08 Oct.12 2000
恐るべし、世界のホンダ
>戦後初!本田がジェット機を独自開発

> 本田技研工業が、6−8人乗りの小型ビジネスジェット機を独自開発したことが
>11日、明らかになった。軽量の機体から低燃費ジェットエンジンまで一貫して単
>独で手がけており、日本の民間企業単独による戦後初のジェット機開発となる。日
>本の航空機産業は終戦直後の米国の開発停止措置で欧米諸国より大きく後れをとっ
>ていたが、本田の開発は日本の航空機産業の“復権”に刺激を与えそうだ。
http://www.zakzak.co.jp/top/top1011_3_02.html

え?ホンダ?数十年前は町工場だったんだよ、この会社。
倉庫みたいなところで、自転車にエンジンくっつけて売ってた会社っすよ。
戦争前から飛行機作ってる三菱や富士重工といっしょにしちゃ駄目よ。

でも、ホンダって日本の会社か?(元日本の会社ではある)
国産って変な言葉だねえ。
MacintoshやWindowsのことをアメリカ人は「国産OS」っていうか?国を介さずに国際経済の中に入っていった巨大企業のプロダクトを「国産」っていっちゃうのは、そこはかとない悲しさがあるなあ。なんかみじめ。


19:50 Oct.07 2000
高解像度小サイズの液晶ディスプレイ
NECプレスリリース
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0009/0401.html
ようやく、出来るべきものが出来たという感じだ。
200ppiのモニターが販売されるというニュース。

いま、われわれが見ているモニターは72ppiぐらい
つまり1インチに72個の光る点が並んでいるわけだ。それが200個になる(大体、新聞ぐらいかな)
で、何が凄いかって言うと、同じサイズの液晶パネルならより多くの情報が詰めこめるって言うこと。具体的に言えば、たとえば、より小さな文字で表示させてもちゃんとと見えるとか、画像なんかの細かいところが、拡大しなくてもちゃんとみえるとか。
あまり凄くない?うーん。そうね。
たとえば、携帯電話の液晶、今大体あそこには100字も入らないけれど、ここに200字とか300字とか入るようになるかもしれない。PDAのモニタで文庫本の見開きぐらいの文章が読めるようになるかもしれない。(多分将来的な話)

ちょっと話を大げさにしてみようか。
かの有名なグーテンベルグさんが活版印刷を発明したことの一つの影響は、本が小さくなったことだった(いや、他にも山のようにあるんだけどね)。それまで、ヒトの手で写されていた本は、文字が大きくならざるを得なかったし、必然的に本のサイズも大きかった。まあ、新聞サイズを想像すればあながち間違っていないと思う。本は台の上に鎖で止められて、立った姿勢で朗読するものだった(この頃、まだ黙読なんていう習慣はなかったから)。

グーテンベルグさんの発明からしばらくたって(100年くらい)。印刷業者たちがあることに気づいた。活字で印刷するなら、文字はもっと小さくてもいい、紙はもっと薄くてもいい。で、本は小さくなった。持ち運びができて、簡単にしまえて、安い本(これを始めて作ったのはアルダス・マヌチウスさん、個人的にはグーテンベルクなみに偉いと思うんだけどね)。これは凄いことだった。

何が変わったかって、大げさに言えば、人の物の考え方を変えてしまった。
まず、本が個人で持てるようになった。つまり、読書が個人に属する体験になったわけ。黙読するという風習はココから生まれた。当然、読者という概念もそれまではなかった。本を読むことは本を写すことだったし、朗読するのを聞くことだった。本を読む人は本を写しコメントを加える人のこと。そして、本文を書く人とコメントを書く人のあいだに明確な切り分けはなかった。読者と、作者というきりわけはこれ以降のことだ。

それから、それまでは師匠の元で研鑚を積むのが「学問」だったのが、本を読む、本を書くことが「学問」に変わっていった。師匠の朗読する本を(もちろん師匠が書いたもの)、弟子は一生懸命写す、コメントを書き加える。そういうことが学問だった時代から、本を読む、沢山の思想に触れる(その時代の学問の流行を読む)、そのなかから自分の考えをおこしていく、というのが学問になった。思想も、流行もそれまではなかった言葉だ。

つい僕らはプラトンさんやアリストテレスさんたちが、一生懸命本を書いている(あるいは弟子に語って聞かせる)ところを想像してしまうけれど、それは今のスタイルになれている僕らの勝手な思い込みだ。彼等は、自分の考えをところかまわず喋り、議論をしていた。それで、満足だし、十分。それを後世に伝えようとか、形にして残しておこうとかそういう考えは、あんまりなかったはず(多分ね)。

僕らを文字中心の世界に引きずり込んだのは、文字の発明ではなくて、小さな本のほうだった。

ずいぶん長くなったけれど、この液晶技術は500年ぐらい前に世界を変えてしまった技術の先っぽのところにある。この技術が世界を変えるかどうかは分からないが、1ページに収まる文字の量が変わるだけでも世界は変わる。そういう想像をするのは、なかなかに楽しい。


15:27 Oct.04 2000
押井守新作
「Avalon」公式サイトがオープン。
http://www.einsof.nu/avalon/
サイトを見てもよく分からない。ビジュアルは嫌いじゃないが。
押井守・サイバーパンク・実写。
うーん期待していいのか悪いのかよく分からんね。
Ghost in the Shell実写版みたいになるのかなあ、うーん。


13:37 Oct.04 2000
ばいおすふぃあJ
ミニ地球実験者を募集・六ケ所村(日経)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20001003CCCI081202.html
アメリカでやっていた件の実験を日本でもやるらしい。
アメリカのバイオスフィア2は宇宙開発をやるベンチャーが主導の実験だったが、
日本は国のお金で、しかも六ヶ所村。放射性物質の影響がどうとか書いてあるから、
なんのための実験かは推して知るべしってかんじやね。夢がないなあ。


16:06 Sep.27 2000
またリクエスト、今度は蕪。(>NMさんThanks!)
蕪といっても・・・・いやいや、やめときましょう。

本家本元ほんだの蕪ページ(しかし、どのページも激烈に重い)。
http://www.honda.co.jp/wonder-bike/super_cub/cubtop.html
こちらは、涙ちょちょぎれる、蕪物語(漫画)
http://www.honda.co.jp/hondafan/cub/
かなりくらくらしました、私。つい読んでしまいました、仕事中に。

本家の蕪カスタマイズのページ
http://www.honda.co.jp/bike-customize/
でも、「かぶら」って・・・わざとだろう、君たち。

カタログやなんかはトップページ左上のプルダウンから選ぶべし。
http://www.honda.co.jp/motor/

はい、こっちは個人ページ。世界の蕪がいい感じ。
HONDA Super Cub
http://plaza19.mbn.or.jp/~katsu/


いかんなあ、調べているうちにだんだん私も欲しくなってきちゃった。
りとるかぶの赤い奴なんかかなり心引かれるものがある。
16万円か・・・中古なら・・・ああああ。

ちなみにこっちも見つけました。
http://www.parkcity.ne.jp/~yoshioka/ehon/kabu.htm


13:38 Sep.25 2000
実験器具オンラインショップ
フラスコ、ビーカー、シャーレ、メスシリンダ・・・なぜか心騒ぐものが。
http://www1.ocn.ne.jp/~equip/
確かに、キッチンで使うのには便利な品々かもしれないが、
いや、面白いサイト。かなり。

かく言う私も、高校生時代に三角フラスコでコーヒー沸かして飲んでました。
ガスバーナーでパンを焼きました。実験用の寒天に蜜をかけて食べました。
ちっともおいしくありませんでした。
<元科学部部長(創設者にして最初で最後の部長)


14:07 Sep.21 2000
ISS画像
宇宙開発関連
何かと話題の国際宇宙ステーション、まだこれくらい。

※クリックすると拡大
次のミッション(STS-92)が成功するとここに人が常駐することになる。
うむ、着実に進んでいるみたいじゃないか。
でも、2001年にはパンナムが宇宙ステーションまで一般旅客定期便を飛ばしているはずだったのだが・・・(ねえ、クラークさん)

ちなみに、次のミッションは、現行スペースシャトル100回目の打ち上げ。多いと見るか少ないと見るか。


22:08 Sep.11 2000
Jurgis Kairys のプロペラ機でコブラ
http://sasaki.cc/motegi2/flights/flights.htm
昨年のツインリンクもてぎでのエアロバテック99のビデオ沢山。
中ほどに、エアロバテックの帝王ユルギス・カイリスの『カイリス・コブラ』の映像がある。
最新鋭のジェット戦闘機が初めてこの機動をやったとき世界中の飛行機乗りが目を剥いたという“コブラ”を彼はプロペラ機で、しかも地上10Mでやってのける。

他にも、フラットスピン21回とかトルクロールからテールスライドとか、墜落してるとしか思えないような演技が目白押し。ああっ、生で見たい。

解説
【コブラ】
水平飛行中にいきなり機種を垂直に立てるという機動。プガチョフさんがはじめてやったから、正式にはプガチョフ・コブラという。
ぐたぐたいうより映像を見るのが一番です。↓これが本家コブラの映像。
http://aeroweb.lucia.it/~agretch/Movies/cobra.MPG

【フラットスピン】
機体を水平にしたまま錐揉み飛行(スピン)に入ること。こう書いてもよく分からないが、普通のスピンは機種を下にしてプロペラ軸を中心に回転するのに対して、フラットスピンは水平のままコマみたいに廻る。普通の飛行機は絶対にこれがおこらないように設計されている。逆にいえば、いったん入ると並みの技術では抜けられない(戦闘機の開発中にテストパイロットがフラットスピンでよく墜落死する)。

【トルクロール】
映像だとよく分からないが、上昇の頂点で空中静止してエンジンの回転を利用してくるくる回るという機動。ぱっと見ると簡単なようだが、ヘリコプターと違って飛行機はこの姿勢で止まるようにはできていないので、とんでもなく微妙なバランスが保たれていないとちゃんと止まってくれない。

【テールスライド】
上昇頂点からバックで後ろに下がること。

(リクエスト通り、乗り物系飛行機物です>MNさん)


20:46 Sep.07 2000
The Queen of Icon
Susan Kare
http://www.kare.com/index.html
世界中にあまたいるアイコン作家のうち間違いなく彼女がナンバーワンでしょう。
理由はポートフォリオを見れば分かります。あれも、これも・・・。


13:47 Sep.06 2000
カウントダウン
スペースシャトル打ち上げのカウントダウンページ
http://163.205.10.51/shuttle/countdown/cdt/
WEBカメラ付。インターネットの面目躍如って感じ。


13:08 Sep.05 2000
映画予告編2本
Brother
http://www.office-kitano.co.jp/brother/

CharliesAngel
http://www.charliesangels-jp.com/

どちらも予告編はとてもかっこいいが・・・
Brotherは期待。CharliesAngelは・・・見に行かないだろうなあ。


17:22 Aug.30 2000
売られた空母の使い道
ロシアの退役空母「キエフ号」、天津港に到着(人民日報)
http://www.peopledaily.co.jp/j/2000/08/30/newfiles/a1100.html
あの有名なキエフは中国に売られていたらしい。
使い道は・・・あみゅーずめんとぱーく、だって。

(調べてみました>SさんThanks)


11:28 Aug.22 2000
URLメモ
Photogenics
http://www.paulnolan.com/Linux/index.html
Linux版Painterってとこかな


15:34 Aug.17 2000
IE for Linuxは出るのかな?
Microsoft working to port its applications to Linux
http://www.wininformant.com/display.asp?ID=2874

まず、宣言しておこう。
「私はマイクロソフトが嫌いです。なぜならマイクロソフトだから」
よし。
でもね、IEはとても優秀なソフトだと思う。Netscapeに比べるとはるかに・・・。


19:06 Aug.14 2000
デジタルエンジェル
http://www.digitalangel.net/
ぱっと見るとよく分からないが、人間にチップを埋めこんでGPSなんかでトラッキングしましょう、という技術。どうやら、プロトタイプが発表されたらしい。(Slashdot)
プライバシーがどーたらとか超管理社会があーたらなんていう議論は他に任せるとして、純粋にビジネスとして考えると、あんまりうまいとは思えない。なによりこの技術、消費者側のメリットがよく分からん。管理者側が便利なのはとてもよく分かるんだけどね。結局のところ強制はできないんだから、何らかのメリットがないと普及しないはず。どう見てもこれはある程度普及しないと何の意味もない技術だろうに、そこをどう埋めるつもりなんだろう。無料パソコンを例に出すまでもなく、企業側のメリットだけを優先させて開発した技術をインセンティブつけただけで客に売ろうって商売はかなり難しいんじゃあないか?

しかし、何で埋めこみ方にするかねえ、サポートは面倒だしアップグレードもかなりめんどくさいだろうに(ただ、これは爆発的に普及した後ならメリットに変わる>M$)。「スイッチ切れるからプライバシーはOK」って、じゃあ何で埋めこみがたなのよ?

しかし、「デジタルエンジェル」って、わかってやってんじゃないか、こいつら。


12:06 Aug.09 2000
南北戦争の潜水艦 136年ぶりに引き揚げ成功
http://www.cnn.co.jp/2000/US/08/08/civilwar.submarine/index.html
9人乗り、人力潜水艦。南北戦争のときにちゃんと戦果を上げたそうな。
しかし、想像するだに恐ろしい乗り物だ。たしか、船体そのものがバラストタンクの代わりをするやつだから、乗組員は半分水に漬かって一生懸命クランクを回してたはず。船体の先っぽには爆雷がとりつけてあって、それを敵艦の腹にぶつけるわけやね。ちゃんと逃げるつもりだったらしいんだけど、そりゃ沈むよ。
(CNNのやつは間違い、人力潜水艦に魚雷がついてる分けないじゃん)

引き上げを主催したのは作家のクライブ・カッスラー。
「タイタニックを引き上げろ!」やね

参考)
America's Submarine Centennial
http://www.chinfo.navy.mil/navpalib/ships/submarines/centennial/subhistory.html
US NAVY主催の潜水艦サイト。
今回引き上げられた「ハンリー」のイラストもちゃんとある。


23:54 Aug.03 2000
Keybord Control Pedal
BILBO INNOVATIONS‚ INC.
http://www.bilbo.com/
便利かなと思ったが、マウスに手を伸ばさなきゃいけないのは同じなんだよね


12:31 Aug.02 2000
Cool Site 003
Onflow
http://www.onflow.com/
ここはデザインがっていうより、技術がすごい。
FlashみたいにWEB上にインタラクティブコンテンツを乗っける技術。
まるでブラウザ上でフルスクリーンの画像が動いているように見える。
(よく見ると、単純なアルゴリズムで、歪めたり動かしてるだけだけどね)
でも、驚異的な軽さ。

サイトに行って、プラグインをダウンロードしてから、Demoへ


12:10 Aug.01 2000
ろけっとえんじにありんぐ
SEA-LAUNCH
http://www.sea-launch.com/
未来っていうのは、やってくるとそんなに大した物じゃない気がするのは何でだろう。「ろけっと」とか「ろぼっと」とか「こんぴうた」とかそういう単語を見るだけでドキドキしていたころがあったんだけどねぇ。

民間企業で海の上にプラットフォームを作ってロケットの打ち上げ代行をやるなんて「昔夢見た未来」そのまんまじゃないか。

DIRECTV 1-R Commercial Launch


19:41 Jul.31 2000
cp対称性の破れ
さて、冗談はさておき。なんでこんなに大騒ぎするかっていうと、
この問題っていうのはずっと素粒子物理学/宇宙物理学のセントラルドグマの一つだったわけだ。

僕らの周りには反物質はなぜか見つからない(そんなものがごろごろしてたら危なくてしょうがないけどね)
っていうことは。宇宙創生の最初期段階で何らかの原因で反物質よりも通常物質の方が優位に立ったわけだ、これはどうやら間違いない。

じゃあ、何でなのか?これをちゃんと説明できないとどんなに良くできていても宇宙論/大統一理論として失格なわけ。当然のことだけれど、物理学者たちはいろいろ頭をひねったさ「こーいうルールなら対称性が破けるはず」。だけどこれまではこの破れがはっきりと定量化されていなかったしK中間子でしか見つかっていなかった。そこで予測値を立てたわけやね(この、反物質消滅の基礎理論を作ったのが小林誠・益川敏英さん)「俺達の理論だとB中間子はこれぐらい破けてるはす」ってな具合に。で、今回、それを裏付けるデータが出てきたわけですね。まあすごい。

つまり、宇宙の始まりだの相対性理論の次に来る大統一理論だのを説明する、とっても貴重なデータが取れたってこと(やっぱし分かりにくいねえ)

ま、科学好きの文系(わたしゃ文系です)としては、
これで理論物理学がぱあーっと盛り上がることを期待したい。ぱあーっ!


19:23 Jul.31 2000
cp対称性の破れが実験で証明された
こう書いて、分かる人が何人いるだろう?
↓こいつはたぶん分かってない。
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200007/31/0731e048-400.html
きっと大騒ぎになるよ、そのうち。
一言でいうと、神様はこの世界を対称には作らなかったってこと。約1000億分の1秒ぐらいね。
なんで、僕らの周りには普通の物質ばかりで反物質がどこにもないんだろう?
きっとどこかに反物質でできた反地球があってそこには反物質でできた・・・
なんていう、往年の夢はやっぱり夢だったってことやね。

星野之宣の『2001夜物語』を思い出すねえ。>反物質


19:05 Jul.29 2000
名前をつけるということ
http://www.princeton.edu/pr/news/00/q3/0727-tukey.htm
何かに名前をつけるということは、それをある一つの形を持ったもの、ある枠組を持ったものとして捉えることができるようになるということだ。よく、議論のなかで「言葉遊び」というセリフが否定的に使われることがあるけれど、「言葉遊び」にはけっこう侮りがたいパワーがある。

「ソフトウェア」という言葉は「ハードウエア」と対になって僕らのなかにあるイメージを形作っている。中身とそのいれものという関係でありながら相互に依存し関連し合いある一つのシステムを形作る。「ごはん」と「お茶碗」というアナロジーでは表現できないものがこの組合せにはある。「ソフトウェア」と「ハードウェア」という関係が認知科学に影響を与えていないと誰がいえるだろう? 精神/肉体=ソフトウェア/ハードウェアと書くだけで(これが正しいかどうかはともかくとしても)、ある説得力を持ったイメージが僕らのなかに生まれる。これはなかなかすごいことじゃないだろうか?

そういう意味で、彼はとても偉大な業績を残したといえる。

すくなくとも、マイクロソフトとソフトバンク、ビットバレーのベンチャー企業は3日ばかし喪に服しなさい。いまのあなたたちがあるのは少なからず彼のおかげなんだから。


17:50 Jul.29 2000
ジョン・W・タキー死去
http://www.cnn.co.jp/2000/TECH/07/28/software.ap/index.html
コンピューター上で動くプログラムの事を「ソフトウェア」と名づけた人。
コンピューターが処理する0と1の情報のことを「ビット」と名づけた人。
1958年のことだからパソコンなんて陰も形もなかったころ、
当然コンピュータの研究なんてのもなくて、発表されたのは数学の学会誌だった。


20:10 Jul.28 2000
Cool Site 002
WALLPAPER
http://www.wallpaper.com/
全Flash、って書くとそれだけでアクセスするの止める人もいるかもしれないが
心配御無用、とても軽い。(gifアニメーションなんか使ったページよりよっぽど軽い)

デザインはかなりグレート。最近見た中でも飛びぬけていい。
あと、デザインとインターフェイスの整合性がちゃんと取れてる。
すばらしいっ!!、ってほめすぎか?
横に長すぎるのが難といえば難だけど、そんなことはどうでもいいっす。
でも、何のサイトだろう・・・(^^; オンラインマガジンかな?


18:11 Jul.28 2000
About.com上陸
http://recruit.about.co.jp/
リクルートか・・・期待半分、心配半分。
Yahooもそうなんだけど、日本に来るとカテゴリとか内容がうすーくなっちゃう気がするんだよね。

ちなみに本家版は
http://www.about.com/


15:16 Jul.28 2000
ブラウザの未来
XULで動作するインベーダーゲーム。
http://www.andrewwooldridge.com/personal/funstuff/mozinvaders.html

Mozillaを使っていて思うのは、
「ようやくWebもここまできたか」っていうのと、「とうとうここまできちゃったか」っていう両方だ。

要するにブラウザのインターフェイスもWebから提供できるようになったってことだからね。これまでのHTMLで無理やりでっち上げたインターフェイスじゃなく、ブラウザとシームレスにつながったナビゲーションができるということ。たとえば、掲示板用インターフェイスとか、E-コマース用インターフェイスとか可能性はいくらでもある。

XMLの導入はただデータの互換性がとれるとかハンドリングしやすいっていうだけじゃない。機能を記述している言語、見栄えを記述している言語、コンテンツがシームレスにつながるっていうことだ。このインベーダーゲームはそのことをとても明確な形で見せてくれる。

逆にいえば、作る側はこれからそこまで考えなきゃいけなくなる。ツリー構造を作って、フレーム切ってメニューをくっつけて、はいできあがり。なんていう作り方はそのうち通用しなくなるかもしれない。DBやCGIとの連携みたいな、企業サイトのコアページでしか使わなかったようなレベルのコーディングを、サイト全体に施していくことになるのかもしれない。

WEBデザイナーはWEBグラフィックデザインとWEBコンテンツデザインの両方をやらなきゃいけない職業だっていうことは、まっとうなデザイナーならもうちゃんと分かっているはず。前者を教えてくれるところは結構あるけれど、後者を教えてくれるところはまだまったくといっていいほどない。前者は素人でもそれなりに格好はつくけれど(今は便利なソフトがいっぱいあるからね)、後者は今のところ経験と勘の世界だ(たぶん、これからもしばらくはそうだろう)。

マルチメディアのときにプログラマーは同じ局面に立たされて、結局ユーザビリティよりプログラムの方を取って思いっきりこけた(もちろんそうじゃないものも沢山あるけどね)。次はデザイナーがその場に立たされることになる。いや、じつはもう立たされているんだけど、気づいてますか?


14:26 Jul.28 2000
Cool Site 001
ARCHETYPE
http://www.archetype.com.hk/
香港のデザインファームARCHIETYPEのサイト。
決して派手ではないがとても効果的な色使い。とてもセンスのいいScriptの使い方。
英語のページはフォントが選べていいねえ・・・。
(CSSを使えば、なんていわないように、あれは使えるうちに入らない)

<余談>
でも、MicrosohtFrontPageでつくってあるよ
(いや悪いって言うんじゃないけど、よくやるなあと思って)
</余談>


05:26 Jul.26 2000
科学雑誌はだめなのか?
『サイアス』廃刊
http://www.ttbooks.com/boukoku/chapter3/chapter3.html
1年ばかし欠かさず読んでた時期があったなあ
結構キャッチーでいい感じだったんだけど

『スカイウオッチャー』休刊
http://www.astroarts.co.jp/SW/index-j.html

その一方で。
『ポピュラーサイエンス日本版』がトランスワールドジャパンから創刊されるらしい
本当だろうか?ちょっと期待。あっという間につぶれそうな気もするが・・・
(でもトランスワールドジャパンでWARPとか出してる若者系の出版社じゃないか?)


00:55 Jul.26 2000
ああっ、しばらく見ないうちに
あちこち更新されている。
(なぜかあまり日本に紹介されていないWebMag達、結構質が高いのに)

First Monday
http://www.firstmonday.org/

Spark-online
http://www.spark-online.com/

Shift
http://www.shift.com/
ここは随時更新だけどね(紙媒体の雑誌が日本でも手に入る)。


17:10 Jul.25 2000
知の欺瞞 関連
知の欺瞞について by 田崎晴明氏
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fn/

『「知」の欺瞞』の教訓 Version 1.0 byくろき げん氏
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/b0024.html#b20000604161230

2ch 知の欺瞞スレッド
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=philo&key=958824963


16:09 Jul.25 2000
製品になってるってことはニーズがあるって事なのか?
SETI@Home専用アクセラレータ
SETI accelerator® pci board http://www.krasnoconv.com/index.html
あまったPCリソースを使いましょうってのが主旨じゃなかったっけ?
完全に本末転倒じゃないか、これ。

ちなみに
SETI@Home http://setiathome.ssl.berkeley.edu/
日本語ページ http://www.vacia.is.tohoku.ac.jp/~s-yamane/articles/setiathome/home_japanese.html


14:38 Jul.25 2000
まあ、要するにメモですな
システムにはJsBBSを使用
http://www.lizard-tail.com/jsbbs/index.html


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